苫小牧市の隣町、白老町のポロト湖畔にある日帰り温泉施設。
昔は「ホテルポロト」として宿泊もやっていましたが、今は日帰り入浴だけの施設になってます。
玄関上の「ポロト」の文字の左側に「ホテル」という文字をはがしちゃった跡がくっきり。あらら〜。
Pあり、犬無し。
大人300円。10時〜7時30受付終了(夏期。冬季は一時間早く閉店します。)
ロッカー無し。自販機あり。売店無し。飲み食いどころなし。持ち込みはOK。冬季は一時間早く閉店します。
・施設
建物はでかいんですが、利用していない部分がとても多い。大広間はたくさんあれども、休憩室としては、ほんの一部を開放しているだけです。管理人さんが一人だけでは、手が回らないのでしょう。仕方ないですね。
この辺りでは比較的料金が安い(北海道の日帰り温泉施設の相場は500円前後なのよん)こともあり、なかなかの賑わいでした。
なにせ、やる気になれば300円で朝から夕方まで、びっしりだらだらしてられますからね。
内部は、昭和40年代風の古びた風情です。レトロ豪華風などではなく、単に煮しまっています。清掃は行き届いていますからご安心を。
・お湯など
いわゆる、モール泉です。まるで、コーヒーのような焦げ茶色のお湯。湯の華もちらほら。臭いや味は感じないです。
分析表では「弱アルカリ性単純泉」ってことになってます。
源泉温度49℃ほど。地下1300mから動力揚水。
源泉は、建物の裏山にあります。毎分100L。
泡こそ、つきませんが、猛烈につるつるします。メタ珪酸の含有が多いんですね。これはきもちいい。
湯船の温度は44℃と、やや高めでしょ。湯船からお湯が常時溢れてます。源泉100%加水無し。カランのお湯も温泉水使用です。
湯船の中に手を沈めてみました。これでだいたい20cmほど沈めた状態。
焦げ茶色のお湯がおわかりいただけますでしょうか?30cmも沈めると全然手が見えなくなります。
浴室内は、窓が磨りガラスで、せっかく湖畔にあるのに景色が見えるわけでもないし、天然石や木をあしらっているわけでもなく、タイル張りの極めて淡泊な造りですが、この料金で多くを求めちゃいかんですよ。こうなりゃもう目をつむり、ゆっくりお湯を味わいましょ。
・感想
刺激の少ない、やわらかでしっとりしたお湯です。毎日入るのならこのぐらいのお湯がいいですな。ずっと浸かっていたい、そんな気分のお湯でした。
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